パラレルキャリアに向いている人の4つの特徴

女性:疑問

パラレルキャリアに興味ありますが、そもそもどんな人が向いているとかありますか?

森田森田

そうですね。
私や周囲のパラレルワーカーを含めて考えると、4つの特徴にまとめられます。
では、詳細について解説していきますね!

パラレルキャリアに向いている人の4つの特徴とは?

パラレルキャリアに向いている人の特徴をまとめると、以下の4つに分類できると私は考えます。

  1. 強みがある人
  2. ハマれる人
  3. 水平思考ができる人
  4. 戦略的な人

ちなみに、すべて先天的に備わっていなくても、後天的に身に付けることができるものが大半です。

よって、現時点ですべて満たしていればベストですが、段階的に1つずつ身につけていけば良いものだと考えてもらうと良いですね。

それぞれ詳細の理由について解説していきましょう!

【特徴1】強みがある人

特徴の1つ目は、強みがある人です。

強みとは、一口に言ってもいろいろありますね。

  • スキルがある
  • 実績がある
  • 経験がある(成功・失敗問わず)

慈善活動以外の社外活動であれば、ユーザーに自分を選んでもらう必要があり、そのためには何かしらの「スキル」や「実績」が必要です。

これらは、あればあるほど有利ですが、なかなか差別化しにくいですし、どれほどあれば良いかの目処も立ちにくいのが難点。

そこで面白いのは「経験」ですね。

こちらは、成功経験はもちろん、実は失敗経験を持っていることも強みに働きます。

私の好きなテレビ番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも、必ず各プロフェッショナルの失敗談が中盤に入り、V字回復のストーリーになっているからこそ面白かったりします。

また、他のテレビ番組「しくじり先生」では、まさに「失敗の経験」が軸のコンテンツですね。

先生の失敗を反面教師にすることで逆に価値になっているわけです。

しかも、失敗経験のある人の方が、なぜか親近感が湧いて魅力的にみえるものですから。

こう考えると、「強み」がない人は皆無だと私は思います。

さらにいえば、「自分には強みがない・・・」と自分で思っている人は、「自分の強みをまだ発見できていない」段階の人なだけですね。

この強みの発見の仕方などについては、今後別記事で深堀りしていく予定です。

森田森田

ちなみに、私の強みは次のようなものがあります。

  • エクセルのキャリア10年超
  • エクセルブログで月15万PV超
  • エクセルで商業出版・キンドル出版を経験
  • 会社員生活を10年超
  • プロジェクトマネジャーとして複数プロジェクトを回した経験
  • 会社員×エクセル専門家のパラレルキャリア実践中
  • 中高、柔道で全国大会出場
  • 柔道で高校時代100kg以下級→大学73kg以下級へ3階級ダウンまで減量
  • 1kg以上のつけ麺・ステーキ・パフェを完食
  • 東日本大震災で被災
  • 無駄に高校の教員免許あり(社会・公民)
  • 2人の娘の父親

などなど。まだまだいろいろありますね。
今までの自分の人生をいろいろな観点から見つめ直せば案外「これが強みになるんだ!」という発見があるので面白いですよ!

【特徴2】ハマれる人

特徴の2つ目は、ハマれる人です。

パラレルキャリアは、忙しい本業に加えて、さらに1つ以上の活動を行うわけですから、よほど夢中になってハマれることでないと、とてもじゃないですが続けられないですね。

特に、最初はなかなか活動の結果が目に見えない期間もありますので、ハマって自分のリソースを一定期間投入し続けられるかが非常に重要です。

そうした積み重ねの結果として、自分の社外活動の規模や影響範囲が広がっていくものですし、次の新しい「強み」にも育っていきますね。

また、「ハマれる=情熱がある」とも言えるので、情熱があるテーマを扱った方が、不思議とテキストでも映像でも自然とターゲットにより刺さるものになりますね。

たとえば、家電製品について同じ情報を説明された場合、家電にまったく興味のない店員と家電が好きで好きでしょうがない人のどちらから説明を受けたいですか?

きっと、大部分の人は家電が好きで好きでしょうがない人の説明の方が心動かされるはずですね。

以上を踏まえると、逆説的に、自分が情熱を持って継続できるくらいハマれることを社外活動のテーマに据えることができるかが肝だとも言えますね。

つまり、「寝食を忘れるほど好きなこと」であれば、傍から見ると激務でも本人にとっては苦労に感じない類のものが理想ですね。

森田森田

ちなみに、私は飽き性ですが、けっこうハマり込みやすいタイプです(笑)
ハマったことを思い返すと、過去含めてこんなものが多いですね。

  • エクセル
  • ブログ
  • 漫画
  • ゲーム
  • カラオケ
  • ラーメン
  • ディズニーランド
  • 広末涼子
  • モーニング娘。(後藤真希)

最後の2つは中高時代の思い出です(笑)

【特徴3】水平思考ができる人

特徴の3つ目は、水平思考ができる人です。

水平思考とは、ラテラル・シンキングとも言われますが、Wikipediaから引用すると以下の通りです。

水平思考(すいへいしこう、英:Lateral thinking)は、問題解決のために既成の理論や概念にとらわれずアイデアを生み出す方法である。

ざっくり言うと、「ある物事を別のところで活用する力」だと私は解釈しています。

特に、パラレルキャリアはそもそも本業と社外活動でうまく相乗効果が生まれる組み合わせにすることが何よりも大事ですね。

私がサロンでお世話になっているShinさんであれば、戦略コンサルタントという本業で培った経験や知識などを、本の執筆やサロン運営に生かしているわけです。

また、サロンではさまざまな業種・バックボーンのある人とのやりとりで得たものは、本業にも役立っているとのことです。

参考記事:【パラレルキャリア実践者インタビューVol.1】戦略コンサルタント×オンラインサロン「Players」運営者のShinさんが語る効果的な時間の使い方

このように、1つの経験・知識などを本業と社外活動の双方で活用する、というようなことが時間的制約の大きいパラレルキャリアでは必須ですね。

さらに、社外活動においても、おおもとは同じコンテンツでも、切り口やターゲットを変えることで、別サービスへ少ない工数で横展開することも可能です。

たとえば、ブログ記事をまとめて出版する、講座のスライドをつくるなどですね。

こういった発想を総じて「水平思考」だと私は捉えているわけです。

これは訓練次第で誰でもできると思いますし、先行者の取り組みを参考にするところから始めると良いですね。

森田森田

私の場合は、本業と社外活動は「エクセル」という軸が共通項であり、相乗効果がありますね。
たとえば、仕事の中で困ったエクセルの内容をブログネタにするケースは多いですし、ブログ記事をまとめるために調べて知ったテクニックを本業の方で取り入れるなど、本当に無駄がないですね。

また、1つ1つのインプットについても、複数の観点で取り入れることもできるようになることもある意味水平思考かもしれません。
たとえば、本業で必要な研修を受けるときであれば、本業の観点では研修の中身自体を、社外活動の観点としては、その研修講師の話し方・資料構成・研修の進め方・研修環境など、意識的に「参考になるなー」と学んでいます。

私はもともと「一石二鳥」や「王手飛車取り」的な考え方が非常に好きなので、これからもなるべく少ない時間の中で効果的な打ち手となるよう意識していきたいですね。

【特徴4】戦略的な人

特徴の4つ目は、戦略的な人です。

そもそも、「戦略」の意味を調べるとこのような記載になります。

長期的・全体的展望に立った闘争の準備・計画・運用の方法。戦略の具体的遂行である戦術とは区別される。

ざっくりいうと、「目的を叶えるためにリソースをどのよう使うかを決めること」だと私は解釈しています。

特に、パラレルキャリアは時間的制約が多い方が大半のため、場当たり的にいろいろやることは得策ではないです。

それよりも、目的に対して効果的なリソースの使い方をしている人は本当に戦略的だなーと思います。

たとえば、Googleのように「実働時間の20%を自由に使える」といったルールなど、短期的には一見無駄に思えることも、中長期的には新規サービスの芽を育てるための大切な時間だということは有名な話です。(今もそうかはわかりませんが)

個人でも、そうした中長期的な視点に立って、目的に対して時間などのリソースを効果的に行うことが、100年時代と言われるこれからの時代には有効な戦略だと私は考えています。

そもそも、パラレルキャリアをやってみようと思っている時点で、漠然と中長期的に本業一本では「このままだとちょっと不安」と思っているはずなので、そういった無意識の部分を言語化すると、これからの自分のリソース分配をより効果的にするためのきっかけになるかもしれませんね。

森田森田

私の場合、2017年は社外活動(個人ビジネス)側のサービスの幅を広げることに時間をかけたので、2018年はもう少しやることを狭めて、時間・労力を「選択と集中」し、より実りのあるパラレルキャリアにしたいですね。

さいごに

いかがでしたでしょうか?

  1. 強みがある人
  2. ハマれる人
  3. 水平思考ができる人
  4. 戦略的な人

この4つがパラレルキャリアに向いている人の特徴でした。

もちろん、私もすべてが完璧ではないですし、どんどんバージョンアップしていく予定です!

ご参考になれば幸いですm(_ _)m

森田森田

パラレルキャリアは本当にその時の時代背景や個々の状況、特性によって千差万別なので、難しいですが面白いですね。
ぜひ、より多くの人にその人独自のパラレルキャリアを築いていってほしいものです。