【レビュー】二世帯住宅の戸建てでも「Deco X90&X60」でWi-Fi環境が劇的に改善した件
森田森田

自宅のWi-Fiが部屋によって「ネットがつながりにくい」と家族から不満を言われてしまう・・・。

戸建ての二世帯住宅に住む私はしばらくこんな悩みを抱えていました。

家を建てる際、家が広くなっても問題ないだろうと、オンラインで仕事をする頻度の高い自分の書斎(自宅の端っこ)に光コンセントを設置してしまったことが致命的なミスでしたね。

その後、ルーター親機や中継器を買い替えたりしてみたものの、いまいちパッとする効果は出ず。

いろいろ調べた結果、そこそこ費用はかかるものの、メッシュWi-Fiなら中継器よりも広い範囲をカバーできそうなので試してみることに。

十分に吟味した結果、コスパが良さそうなTP-LinkDecoシリーズをチョイスしメッシュWi-Fi環境を構築。

結果、ネットの接続が安定してメッシュWi-Fiの効果を実感したので、参考までシェアしたいと思います!

BeforeWi-Fi環境とインターネット回線速度

私の自宅の間取りとWi-Fi環境は以下の通りです。

ちなみに、光回線やルーターの親機、中継機はこんな感じです。

けっこう親機も中継機も良いスペックのものを使ったものの、スピードテストの結果(使用サイト:Googleインターネット速度テスト/デバイス:iPhone11 Pro)は各測定ポイントで以下の結果でした。
ブリッジモードのためArcher AX73OneMeshという機能も使用できなかったです。

  • 測定ポイント12F書斎):下り9Mbps、上り231.8Mbps
  • 測定ポイント22F洋室):下り1Mbps、上り114.9Mbps
  • 測定ポイント31F階段下):下り1Mbps、上り167.0Mbps
  • 測定ポイント41F玄関):下り7Mbps、上り45.1Mbps
  • 測定ポイント51F和室):下り8Mbps、上り82.6Mbps

光コンセントとルーター親機のある2F書斎がダントツの数値でバリ安定、次点がルーター中継機のある1F階段下という結果。

それ以外はちょっと数値以上にネット接続がブチブチ切れるといった状況。

今回測定していないですが、2F書斎の対角線上にある1F東側の部屋はさらにネット接続が不安定な感じです。(義両親の住居スペース)

購入したメッシュWi-FiルーターはTP-Linkの「Deco X90」と「Deco X60

そんな私が購入したWi-FiルーターがTP-Linkの「Deco X90」と「Deco X60です。

Deco X90

まず、ルーター親機として使うDeco X90からです。
この機器は1ユニットを購入しました。

▲いざ開封。円柱型のルーターです。高さ的には500mlのペットボトルくらい。

▲付属品は充電アダプタ、LANケーブル、取扱説明書とシンプルな構成。

▲設置してみると、青くランプが点灯します。

このルーターはトライバンドでWi-Fiの合計最大速度が6600Mbps5GHz4804 Mbps5GHz1201 Mbps 2.4GHz574 Mbps)と、前のルーター(Archer AX73)を上回ります。

Amazonで購入しましたが、購入当時は割引されていて21,527でした。

Deco X60

ルーター子機として使うDeco X60は念には念を入れて3ユニットセットを購入しました。

▲開封すると、きれいに3つ入っています。

▲付属品は充電アダプタ、LANケーブル、取扱説明書でX90とほぼ同じ。

▲立ててみると、X90の半分くらいの高さ。

このルーターはデュアルバンドで<span>Wi-Fiの合計最大速度が3300Mbps5GHz2402 Mbps2.4GHz574 Mbps)。

Amazonで購入しましたが、購入当時は割引されていて39,600でした。

1ユニットあたり13,200円ですね。

設定方法

設定方法の詳細は公式サイトで詳しく解説されています。

Decoの動作モードをブリッジモードに変更する方法

Decoの初期設定完了後、Wi-Fi接続したい各機器それぞれのWi-Fiのネットワークの接続先を変更する必要があります。
Decoの初期設定時に作成した新たなWi-Fiネットワークを接続先にする)

AfterWi-Fi環境とインターネット回線速度

メッシュWi-Fi構築後の設置はこんな感じです。

TP-Linkのサイト上では子機1パックでも最大250㎡をカバーするそうですが、多い分には良いだろうということで、ふんだんに設定しています()

この環境でのスピードテストの結果(使用サイト:Googleインターネット速度テスト/デバイス:iPhone11 Pro)は各測定ポイントで以下の結果でした。

  • 測定ポイント12F書斎):下り6Mbps+232.7Mbps)、上り257.2Mbps+25.4Mbps
  • 測定ポイント22F洋室):下り8Mbps+368.7Mbps)、上り236.1Mbps+121.2Mbps
  • 測定ポイント31F階段下):下り3Mbps+293.2Mbps)、上り244.5Mbps+77.5Mbps
  • 測定ポイント41F玄関):下り291Mbps+94.3Mbps)、上り5Mbps+108.4Mbps
  • 測定ポイント51F和室):下り303Mbps+178.2Mbps)、上り2Mbps+48.6Mbps

どの測定ポイントも劇的に速度が上がっています!

単純に平均すると、下りは約2倍、上りは約1.6倍に改善しました。

何より、体感的に家の中でのWi-Fi接続が途切れずに安定したことによるストレスがなくなりました!

さいごに

いかがでしたでしょうか?

メッシュWi-Fiは構築費用がネックで二の足を踏んでいましたが、結果的には大満足です!

回り道で余計な機器を購入するより、最初からメッシュWi-Fiにしとけば良かったと後悔するレベル()

私の場合、戸建ての二世帯住宅&光コンセントの設置位置に失敗という悪条件でしたが、Wi-Fi環境は十二分に改善が可能ですね。

同じくWi-Fi環境にお悩みの方はメッシュWi-Fiを構築することをおすすめします。

他のメーカーのものは使ったことがないので性能比較はできていませんが、Decoシリーズがスペックの割に料金が比較的他メーカーより抑えていてコスパが良いと思います。


ご参考になれば幸いですm(_ _)m

森田森田

私の場合、合計6万円ちょっとでメッシュWi-Fiを構築できましたが、これで家族(特に妻や娘たち)からネット接続に関する不満を言われなくなったので安いもんです()

こうした家族の不満を取り除くと、自分自身のストレスも減って快適ですね!