ウェルスダイナミクスの診断結果はロード!自分の才能を生かすキーワードは「内的価値」

悩む男性

・自分の強みや才能がわからない・・・。
・いろいろな診断をやってみたけど、自分のビジネスにどう結びつければ良いのだろう?
・仕事が全然楽しくない。。

こんな方におすすなメソッドがウェルスダイナミクスです。

私がこちらのメソッドを知るきっかけは、所属しているオンラインコミュニティ「Players」で、主催者のShinさん「ウェルスダイナミクスが面白い!」と教えてくれたことでした。

しかも、同時期にPlayersへ一般社団法人日本適性力学協会(日本でのウェルスダイナミクスの公式団体)のクリエイティブディレクターの高橋友幸(トモ)さんが入会されたとのこと。

そんな情報があって間もなく、Playersのオフラインイベントでトモさんからウェルスダイナミクスの基礎を教えていただくことができました。

そこで、もっと自分に特化した部分を知りたいなーと思い、トモさんの「ウェルスダイナミクス スペクトル/プロファイル診断セッション」を受けました!

結果、いろいろ気づきを得られたので、自分への備忘録代わりにウェルスダイナミクスの情報をまとめていきます。

ウェルスダイナミクスとは?

まず、ウェルスダイナミクスについての概要はトモさんのブログから引用します。

アジアを代表するウェルス(富)コンサルタント、フューチャリストであるロジャー・ハミルトンが考案したメソッド。

プロファイル(性質、タイプ)診断により、あなたの才能、強み、適性を明らかにし、その活かし方が分かるようになります。

ひとそれぞれが本来持つ才能、

『あなたが全ての財産を失っても残るもの』=富

を見出す、シンプルでとってもパワフルなメソッドです。

ウェルスダイナミクスでは、「プロファイル」と呼ばれる8つ分類で個人の性質を色分けしています。

これにより、自分自身の性質・才能・強み・弱みがわかるわけですが、この部分だけだと、他のストレングスファインダーやエニアグラムなどの各種診断と似ている印象を受けるかもしれません。

事実、私もトモさんの解説を受けるまでは、同じような印象を受けていましたからね。

しかし、トモさんの解説を聴いて感じたウェルスダイナミクスの特徴は、あくまでも自分の強みや性質を踏まえた上で、どのように富(ウェルス)を築いていくかまで含めた体系的な原理原則であるということ。

ちなみに、ここでいう富とは、単純に金銭的なものではなく、「あなたが全ての財産を失っても残るもの」と定義され、それが「内的価値」だとのことでした。

この内的価値を育てていくことを「ウェルスフィットネス」というそうです。

なぜ、この内的価値が重要なのか、それはウェルスダイナミクスが提唱する「富の方程式」を知ると納得しました。

富の方程式

この方程式は「W=V×L」です。

それぞれのアルファベットの意味は以下の通りです。

  • W:Wealth、富
  • V:Value、価値
  • L:Leverage、レバレッジ

ちなみに、W(富)は、先述の意味の通りですが、V(価値)は「自分の内的価値」L(レバレッジ)は「他人の内的価値」になります。

つまり、お互いの内的価値というリソースをうまく掛け合わせることで、富を築いていくという構図なわけですね。

この掛け算の結果が大きいほど、天候や川のようなお金の流れにもコネクトできる可能性が高まるために、経済的な意味の富も築きやすくなります。

この方程式が面白いのは、掛け算だということですね。

仮に、自分の内的価値がゼロだとすると、いかにビジネスパートナーの内的価値が大きかったとしても、結果はゼロになってしまいます。

つまり、まずは自分の内的価値を育てていくことが、結果的に富を築くための近道になるわけです。

内的価値の6つのレベル

なお、この内的価値ですが、次の6つのレベルに分解できます。

  1. 情熱:報酬がなくてもやり続けるもの、好きなこと
  2. 才能:自然にできて、平均以上の結果を出せるもの(得意なこと)
  3. 知識(リソース):相手がお金を出しても欲しがられる専門知識(人の役に立つこと)
  4. 人脈:電話1つで協力してくれる人
  5. 人格:名声、信頼、認知度、人気(他人から言われること)
  6. 目的:富が溢れ出た時に貢献したい貢献先、世の中の変えたいところ

大事なことは、この1番目の「情熱」から6番目の「目的」までが一気通貫になっていることです。

印象的だったのは、この6つの要素は家のようなものだという図解が非常にわかりやすかったですね。

家と同じように、土台となるべき「情熱」からきちんと積み上げて組み立てていかないと、強固な家は建てることができません。

つまり、1番から順番にしっかりと明確化し、不足している部分は地道に育てていくことが重要になるわけですね。

なお、この内的価値がある程度育つと、商品やサービスに変えてお金に変えることができるようになります。

それが「外的価値」と呼ばれる4つの価値レベルがあり、先述の内的価値の6つのレベルと合わせて「価値の10レベル」と呼ばれています。

ちなみに、冒頭でお話したプロファイルは、この価値の10レベルの中の1つ(レベル2:才能)にしか過ぎません。

これは、他のストレングスファインダーなどの才能や強みを特定するメソッドも同様のため、改めてウェルスダイナミクスの奥深さには驚かされますね。

しかも、今回は内的価値に焦点を絞っているために割愛していますが、ウェルスダイナミクスには、他にも本人の社会的なレベルやステージを示す「スペクトル」という概念もあるくらいです。

しっかり、強みを生かして成果を出したい方には、まさにうってつけのメソッドだと言えるのではないでしょうか。

私のプロファイル診断結果は「ロード」

ウェルスダイナミクスを知ってから気になっていた自分のプロファイルですが、結果は「ロード」でした!

ストレングスファインダーの資質のひとつに「内省」があるくらいだったので、内省的なのは納得。

個人的には案外直感タイプかなーと思っていたので、「メカニック」と推測していましたが、直感と五感の中間でしたね。(とはいえ、やや直感よりです)

その他、細かい特徴は以下の通りです。
※診断結果はもっとさまざまな情報が提供されます。

ロード の強み

  • 支配する
  • 用心深い
  • 整理整頓されている
  • きめ細かい
  • あらゆる状況を分析する
  • まわりの人たちが気づかないような「差」を見抜くことができる
  • すべての基盤が整うまで気を抜かない
  • 細かいことまでリストアップできる
森田森田

分析が好きだったり、ディティールにこだわる部分は「確かに!」と納得する部分がありますね。
あと、言われてみれば、自分が納得しないと、なかなか動き出そうと思わないので、そういう意味では用心深いのかもしれません。

ロード の弱み

  • 人間関係よりも仕事に比重を置きすぎる
  • 社交の場を苦手とする
  • 整理/削除しすぎてしまうことがある
  • 複雑なアイデアについては、うまく発表できないことがある
  • データに没頭することがある
  • 全体像が見えないことがある
  • 重要な集まりに参加し損ねることがある
森田森田

実は、単純なコミュニケーションはそこまで好きじゃないですね・・・。
何かコミュニケーションをとる目的があると大丈夫なんですが、コミュニケーション自体を目的にはできないというか(汗)

あと、確かに細かい部分にこだわりすぎて、全体像や目的を失念してしまう傾向があるので個人的な留意事項です。

ロードの成功者

  • アンドリュー・カーネギー(カーネギー・スチール(現USスチール)創業者)
  • ジョン・D・ロックフェラー(世界最初のビリオネア) など
森田森田

意外なのは人に興味が薄い「ロード」なのに「人を動かす」という名著を出しているカーネギー。

この結果を受けて、昔読んだきりだった「人を動かす」を今一度読んでみたくなりました。
カーネギーの「ロード」たる所以を感じられたら、ロールモデルにするかもです(笑)

トモさんのセッションでプロファイル・スペクトル診断をより深く理解できた!

上記のプロファイル診断とスペクトル診断を受けてから、トモさんのセッションを受けました。

特に感銘を受けたトモさんからのアドバイスを公開できる範囲で抜粋してみます。

  • 個人ビジネスに選んだエクセルそのものが、数値・データが好きなロードに相性が良いと感じる。
  • このエクセルを個人ビジネスのテーマに選んだのは、仮に個人ビジネスで目が出なくても本業で必ず生きるという実利を元に選択している点もロードっぽい。
  • コンサルを今年から注力しているということだが、1対1のソリューションよりも、ノウハウを体系化して売ったり、権利収入を得る仕組みをつくったりする方が、ロード的には向いている。そのための右腕的な人を探すこともコンサルで意識した方が良い。
  • コラボする人を決める際は、自分の内的価値と照らし合わせてマッチする人を探すと良い。そのためには、自分の内的価値を確立し、日々見返す習慣をつくると良い。
  • サービスはスキルに応じて細分化して複数コースを用意してあげた方が良い。価格帯はどのスペクトルを相手にしたいかで決めると良い。
  • エクセルで出版までできているので、内的価値の「知識」部分はもう良いリソースを持っているといえる。内的価値をしっかり明確化すれば、もっと結果を出しやすくなるはず。
  • プロファイルの強みと弱みは表裏一体。弱みは改善しようとする人が多いが、改善することでプロファイルの強みまで薄まる可能性があるため、弱みは受け入れることが重要。
  • ロールモデルは同じロードプロファイルの人が望ましい。
森田森田

さっそくアドバイスを踏まえ、サービスラインナップを整理し、内的価値も以下の通り明文化してみました。

「内的価値」を明文化しました!

こちらが私の明文化した内的価値です。

「情熱」の部分は、トモさんとのセッションでベータ版となるものをいっしょに引き出して頂けたので大変助かりました

情熱:報酬がなくてもやり続けるもの、好きなこと

  • 問題の解決策を考え、提示すること
  • 自分の持っているリソース(知識)を統合すること

才能:自然にできて、平均以上の結果を出せるもの(得意なこと)

  • データ・数字が好き
  • 仕事の仕組み化が得意
  • 論理の構造化が得意
  • 物事の法則を見つけること

知識(リソース):相手がお金を出しても欲しがられる専門知識(人の役に立つこと)

  • エクセル
  • プロジェクトマネジメント
  • 資料作成
  • KDP

人脈:電話1つで協力してくれる人

  • 所属しているコミュニティの方が動いてくれるかも。。。
  • ただ、強い結びつきではないので、今後のコンサル受講生からいっしょにビジネスしてくれそうな人を意識的に見つけていく

人格:名声、信頼、認知度、人気(他人から言われること)

  • 理系っぽい
  • 優しい
  • 説明がわかりやすい
  • 文章がわかりやすい

目的:富が溢れ出た時に貢献したい貢献先、世の中の変えたいところ

  • ホワイトワーカーのデスクワークを楽にしてあげたい
  • 仕事の仕方に悩む30代前後のビジネスパーソンの役に立ちたい
森田森田

さっそく、これらの内容をEvernoteにまとめ、毎朝確認するというタスクをリマインダー設定しておきました♪

適宜この内的価値はブラッシュアップするとともに、ブログなどのプロフィールや各種LPにもうまく反映していきたいですね。

さいごに

ちなみに、ウェルスダイナミクスはハンターハンターでいう「念」に似ていますね。

ハンターハンターの念は、水見式で自分のタイプを知り、そのタイプの性質に合う自分独自の念能力(発)を選ぶ必要があります。

そして、その能力を育てていくためには「練」などの基礎力アップの鍛錬が重要です。

この文脈の「水見式」はプロファイル診断、「念能力」はビジネス、「練」は内的価値に置き換えると不思議とつながりますね(笑)

ちなみに、自分のタイプと相性の悪い能力(ビジネス)を選ぶと、努力を要する割に成果としては出にくいものです。(ハンターハンターでいうと天空闘技場のカストロが悪い例)

ヒソカに「容量(メモリ)の無駄遣い」と言われないように、我々も自分の性質に合った仕事を選ぶとともに、内的価値を育てていくことが重要ですね。

本記事でウェルスダイナミクスにご興味が出た方は、トモさんのサービスをご利用してみてはいかがでしょうか。

ご参考になれば幸いですm(_ _)m

森田森田

私はマンガも大好きなので、けっこう知識量が多い方です(笑)
そのマンガのリソースも今回のようにビジネス的な要素と統合したブログ記事も今後は増やしていく予定です。
まさにロード的なコンテンツになるかなーとひとりで勝手にワクワクしてます♪